なぜ、その豪族の名前がかぼちゃについたか。宿儺は、地域を統率しただけでなく農耕の指導者としても偉業を成したのだそうです。
11月最初の土日、丹生川村では五穀豊穣を感謝する秋祭り「宿儺(すくな)まつり」が行なわれたと聞いています。武勇を讃えられながら五穀豊穣と結びつけられるのはちょっと不思議な気もしますが、これが両面の真の意味なのかもしれませんね。
ところで宿儺(すくな)かぼちゃですが、皮はそれほど固くなく、ふつうのタイプより扱いやすかった。
では、ポタージュをつくろう。大きめのサイコロに切ってチンして味見。甘くホクホクしていました。みじん切りのたまねぎをバタで炒め、かぼちゃを入れ、スープストックを加えて20分ほどコトコト。さめてからフードプロセッサでなめらかにしてなべにもどし、スープストックと牛乳を入れて加熱。最後に塩こしょう。器に盛って生クリームをすーっと浮かせて、いただきまーす。
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