文化出版局「ミマン」 2002年10月号

歴史的建築物を復元、優雅なレストラン 「小笠原伯爵邸」

東京・河田町に、道行く人も思わず足を止めて眺める瀟洒な洋館があります。昭和初期に小笠原伯爵の邸宅として建てられたスパニッシュ様式の建築物で、一時は取壊しの危機に瀕していましたが、このたび丁寧な修復作業を重ね、75年ぶりによみがえりました。
通常はレストランとして営業。内幸町にある「ピンチョス・ベポ」のオーナーシェフ、ホセ・バラオナ・ビニェスさんを総料理長に迎え、フレンチとスパニッシュの融合したコース料理を提供しています(ランチ7,000円、ディナー9,000円)。 “一皿のデザート”といっても、写真のように3種の違った味が楽しめます。前菜やメイン料理も同様で、少しずつ何種類もの料理が楽しめるスタイルです。
貸切りのパーティーやウェディングにもおすすめ。カルチャースペースや画廊も併設、地下には会員制ワインセラーもあります。建物だけでも一見の価値がある邸宅で、非日常の優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。

◎店舗データ ※店舗データは、2002年7月現在のものです。
小笠原伯爵邸
TEL:03-3359-5830
東京都新宿区河田町10-10
都営大江戸線若松河田駅河田口出口より徒歩1分
レストラン(要予約)
ランチ11時半〜14時(ラストオーダー)
ディナー18時〜21時(ラストオーダー)
バー&カフェ(予約不要)11時〜22時半
無休
//www.ogasawaratei.com/


◎写真キャプション ※WEBサイトへの写真掲載は準備中です。
・別名「小鳥の洋館」とも呼ばれていたこの建物には、至る所に小鳥や花のモチーフが。
・写真のメインダイニングのほか、スタインウェイのグランドピアノが置かれたウェイティングルーム、イスラム様式のシガールーム、広々としたガーデンなど、邸内には見どころがいっぱい。
・ガスパーチョにチェリーを合わせた本日のスープ。
・この日のデザートは、ピンチョススタイルの果物のサラダ、タピオカスープに浮かべたココナッツとパイナップルのアイスクリーム、抹茶ゼリーとバニラアイス。

取材&記事:板垣友紀(ワーズワークス)