文化出版局「ミマン」 2001年11月号

器と料理を楽しむ 「懐石 小室」

風情ある東京・神楽坂の住宅街にひっそりとたたずむ「懐石 小室」。ご主人の小室光博さんは、無類の器好き。料理人の修業時代から集め続けている器は、店に入りきらないほどの数。自宅にも保管しており、季節や料理に合わせて入れ替えます。今でも、休みの日には京都、金沢、青森…と、新たな器との出会いを求めて日本各地を巡る、といいます。
器だけでなく、料理へのこだわりも人一倍。「待っていてはほんとうにいいものは手に入らない」と、毎朝自ら河岸に足を運びます。素材を吟味するまなざしや、丁寧な包丁さばきから、料理に込められるご主人の思いが伝わってくるかのようです。
日本の四季を大切にした懐石料理は、昼六千円から、夜八千円から、お好みに応じて。ほかに茶事などの出張料理も。要予約。

◎店舗データ ※店舗データは、2001年8月現在のものです。
懐石 小室
東京都新宿区若宮町13 金井ビル1階
電話:03-3235-3332
営業時間は昼が正午から午後二時半(ラストオーダー一時半)、夜が午後六時から十時(ラストオーダー八時)まで。日曜、祝日定休(出張料理は無休)。


◎写真キャプション ※WEBサイトへの写真掲載は準備中です。
・JR飯田橋駅西口、営団地下鉄南北線、有楽町線、東西線、都営地下鉄大江戸線飯田橋駅から徒歩10分ほど。神楽坂通りから一本裏に入った住宅街にあります。
・店内は、4、5名ほどの座敷が一室と、カウンター8席。連日満席の日が多いので、早めの予約をおすすめします。
・はもとまつたけのお椀(夜の12,000円のコースから)。ふたに月、ふたの裏には餅をつくうさぎの姿が。心地よい秋風が感じられそうな秋の椀です。

取材&記事:板垣友紀(ワーズワークス)