文化出版局「ミマン」 2001年9月号

ふかひれ、鍋という広東料理の二つの究極 「麒麟閣」

「麒麟閣」は、広東料理の名店「赤坂離宮」のオーナーシェフ、譚彦彬さんがプロデュースしたお店。
2001年3月にオープンしました。「広東料理の奥深さ、食の喜びを伝えたい」と、メニューには、広東の家庭でふだん食べられている郷土料理と高級素材ふかひれを使った料理、いわば広東料理の両極がのっています。
郷土料理は土鍋でいただきます。あさりの塩辛やもろみに似た豆醤など、独特の調味料が味にアクセントをつけて。まだあまりなじみがない調味料なのでお客さまの好みをみながら量を加減する、と料理長の後藤比佐夫さん。
そしておなじみ、広東のふかひれ料理の数々は、リーズナブルな値段で楽しめます。
昼はランチ千円、ふかひれランチ二千円、特撰ランチ三千円など。コースは四千八百円から一万二千円まで五種類。相談すれば、予算と料理を好みにあわせてアレンジしてくれます。

◎店舗データ ※店舗データは、2001年6月現在のものです。
麒麟閣
東京都千代田区外神田6-13-10 ミクニ・イーストビル1階
電話:03-5807-3901
営業時間はランチが十一時半から午後二時(ラストオーダー)、ディナーが午後五時半から九時半(ラストオーダー)まで。月曜定休。


◎写真キャプション ※WEBサイトへの写真掲載は準備中です。
・地下鉄銀座線末広町駅下車、蔵前橋通りを神田方向へ歩いてすぐ。三和銀行向かい。
・個室2室、全40席のこぢんまりした店内からキッチンの様子が見えます。パーティションで区切って12名程度のパーティーもOK。
・とうがんのかにあんかけ(2,800円)は、たらばがにに卵白がからんだ美しいあんを、翡翠のような旬のとうがんにかけて。潮州風にがうりとスペアリブのスープ(1,600円)は、にがうりのほのかな苦みが食欲を刺激してくれます。いずれも9月いっぱいメニューに載る、暑い香港で夏ばてを克服する夏の料理。デザートは杏仁豆腐(400円)。

取材&記事:草間壽子(ワーズワークス)